2003年8月21日(木)
「サライ時代」は終焉。シニアマーケットは変貌。
老舗シニア雑誌「サライ」を育て上げた小学館編集長の岩本敏氏へのインタビュー記事。
「1989年に創刊した当初はバブルの真っ最中。『どうやって年をとっていきたいか』という単純な発想で始め、世の中の豊かさと自分自身が求めた豊かさがうまく連動して、読者をひきつけてきた。」
「これから10年先は悲惨なことになると思う。資金的な蓄えがある人と、ない人との間にはうんと差ができ、年金や保険料などを考えると、老後に対する不安感は増すばかり。つまりサライが提供してきた趣味や遊びの情報だけでは読者は満足しない。」
そんな時代にはリアルなマネー系情報や生活情報に注目が集まり「サライの時代」は終わるだろう、そしてシニア向け雑誌も「シニア」でくくるのではなく「60-64歳」「65-70歳」と読者を絞り込む必要があるだろう、シニア読者は自然や田舎の情報より都会の情報を求めている気がする、と語っています。
(日経流通2003.8.5.)


