2003年10月2日(木)
個人投資家のオモチャにされる株式
元社長が暴力事件で逮捕されたリキッドオーディオ。業績は低迷して年間売上はわずが1億100万円。1株を1000株へと分割します。現在の株価は1万円台。つまり一株10数円になります。ただし売買単位を1000株単位にするというから同じ事のはず。違いは株式市場の呼び値。10数円の株が、1円単位で株価が上がったり下がったりするようになります。短期の値幅とりを狙う投資家には大歓迎なのだとか…。
民事再生法適用の日本コーリン。いずれ上場廃止だけれども株価は2ケタ維持。節税対策株として人気だとか。このコーリン株を買って、取得価額不明として証券会社に預け入れれば、みなし取得価額が適用され、2001年10月の株価の80%の3920円が取得価額。これを売却すれば多大な売却損が計上できるからという個人投資家の節税目的です。
(日経金融2003.9.26.)
「当局では『みなし取得価額の適用条件から逸脱する事実を隠していることが分れば、当然否認の対象』としている。」しかし、「タンス株として証券会社に持ち込まれた株式は、取得費や取得価額が不明であるという顧客の自己申告に基づいて、すんなり『みなし取得価額』で受け入れられているのが実情。」
(納税通信2003.9.29.)


