2004年8月5日(木)
マンションのネット販売での1クリックコスト
日経システム構築2004.8月号では、新築マンション販売に際してのインターネットの費用対効果を検討しています。
東京建物はマンション販売の広告費を売上高の3%前後に抑えることを目標にしています。
「経験上、マンションの資料請求者のうち、20~40%のユーザーが実際にモデルルームを訪れ、モデルルームを訪れたユーザーのうち10~20%が成約に結びつく」そうです。
さて、それぞれの数字を20%と10%とおいて、1ユーザーをWebサイトに誘導するコストが誌上で計算されています。
1戸販売するための広告予算を80万円(物件価格2666万円×広告費3%だと80万円です)とします。
モデルルーム来訪者のうちでの成約率を10%とすると、来訪者1名への予算単価は8万円(80万円×10%)。資料請求者のうち20%がモデルルームに来訪するとすれば、資料請求者1名あたりの単価は16000円(8万円×20%)。Webサイトへのアクセス者数のうち2%が資料請求するとすれば、1アクセスあたりの単価は320円(16000円×2%)となります。
逆算すると1アクセス320円で2500人をWeb上に集客すれば合計80万円となり、確率論的にはマンションが1戸売れることになります。つまり「1ユーザーをWebサイトへ誘導するコストが300円以下になることを目指す」ことになります。
なお資料請求率は好条件の物件では6%近いものもあるようです。2%が6%になれば1アクセスあたりの広告単価は3倍に設定できます。


