2005年1月20日(木)
合併による含み損処理ができなくなる
企業の合併買収の会計処理が2006年4月に変わります。大企業の合併はお互いの帳簿価格を引き継ぎ、対等合併の精神というものが多かったのですがこれは原則不可となります。合併会社の会計処理は被合併会社を時価で「買った」とする処理になります。会計が変われば経営者の発想も変わり、相手を呑むかの呑まれるかの世界に近づきます。
新ルールでは操作余地が減ります。
わかしお銀行と三井住友銀行とが合併の際の存続会社は何と、わかしお銀行でした。これは合併の会計処理で含み損処理というマジックでしたが、このようなMrマリック的なマジックは難しくなります。
親会社や子会社の合併で資産の洗い替えや含み損処理も不可となるので、駆込み合併も予想されます。
(日経金融2005.1.13.)


