2005年3月17日(木)
法科大学院と司法試験合格率
昨年に始まった法科大学院制度が予想と違う方向に向いています。司法試験合格率70-80%の制度、つまり医学部と医師国家試験の関係になるはずでした。そんな思いもあって昨年の大学院第一期生の受験者は多かったようです。
しかし現実には全体で50%を越えることはなく、大学院によっては1桁の合格率もありそうだとのことです。これを受けて今年の大学院受験者は激減しています。大学院倒産の危機もあるようです。
「そのつもり」で大学院に入って試験に受からなければ、無駄な2年間3年間となります。既存の司法試験に望むのならそれなりの覚悟も必要だったはずですが、「そのつもり」にさせられて大学院にはいった学生にとっては人生が狂いかねません。
(中央公論2005.3.)

